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ボロロ 病気の起源
病気がまだ知られておらず、人類が苦痛を知らなかった時代に、ある少年が男達の家に通うのを頑固に拒み、家族の小屋に閉じこもっていた。
祖母がこの振る舞いに腹を立て、毎晩、少年が眠っているときにそばにきて、孫の顔の上にしゃがみ、おならで毒を盛った。孫には音が聞こえ、臭いに気づいていたが、誰がやっているのか分からなかった。孫は病気になり、やせ衰え、疑いを抱いて、眠ったふりをして、ついには老婆のやりくちを発見し、鋭い矢を尻から突き刺して、老婆を殺した。矢は深く刺さって、腸が外に飛び出した。
少年はアルマジロの助けを借りて、――オクワル、エノクリ、ジェレゴ、ボコドリの順――老婆が眠っていた場所にこっそり穴を掘り、市外を埋め、掘り返したばかりの土の上をむしろで覆った。
同じ費、インディアンたちは夕食のために、「毒」を使っての漁を行っていた。殺人の翌日、女達が漁をしたところにもどり、毒で死んだ残りの魚を拾い集めることにした。出発する前に、ビリモッドの妹がムスコを祖母に預けようとした。祖母の返事は無かった。当然である。妹は息子を木の枝に乗せ、帰りを待つようにと言った。取り残された子供はアリ塚に変身した。
川は死んだ魚でいっぱいであった。仲間たちは言ったり来たりして魚を運んでいたが、彼女は魚をがつがつと食べた。腹がふくれあがってきて、激しい苦痛を感じた。
彼女はうめき声を上げ、うめき声とともに身体から病気が漏れて出て、ありとあらゆる病気が村を汚染し、ひとびとに死をまき散らした。これが病気の起源である。
彼女の二人の兄弟は、ビリモッドとカボレウという名前であったが、矛で彼女を殺すことにした。一人が首をはね、東にある湖に投げ込み、もう一人が両足を切り落とし、西にある湖に投げ込んだ。二人は矛を地面につきたてた。


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